「肥満を何とかしたいけど、いつも運動が続かない…」
身体が大きい人は、このような悩みを持っている人がたくさんいます。
しかし、いつも挫折してしまう人は、自分に合った運動を選べていない可能性が高いです。
肥満の人に合った運動をすれば、誰でもダイエットに成功します。
実際、私が提案している方法で運動している人は、順調に体重を落としている人が多いです。
そこで、この記事では、肥満の人におすすめできる身体に負担をかけない運動を紹介していきます。
肥満の人は運動を急に始めてはダメ！
まずはじめに、肥満が気になる人に大切なことをお伝えします。
それは、肥満を解消したいと、急に運動を始めないことです。
ここでは、思いつきで運動をしない方がいい理由を説明していきます。
勢いで運動を始めるとほぼ間違いなく身体を痛める
肥満の人がダイエットを挫折する原因の1つが、「身体を痛めて運動ができなくなる」です。
例えば、ダイエットといえば「ランニング」、と考える人は多いのではないでしょうか？
確かに、消費カロリーが高く、有効な運動です。
しかし、ランニングをすると、膝や足首に体重の何倍もの負担がかかります。
もし、70kgの人なら200kg程度の負担が走るたびにかかります。
普段運動をしていない人が急に走れば、ほぼ間違いなく身体を痛めるのは想像できるでしょう。
そのため、勢いで運動を始めてはいけないのです。
運動の習慣がつかないので挫折してしまうことに…
もし運動で身体を痛めなかったとしても、挫折してしまう人は多いです。
その理由は、運動が面倒なものと感じるからです。
肥満の人は、身体を動かすことを億劫と思う人が多いでしょう。
すると、運動を習慣化できないのです。
ダイエットで大切なことは、継続して運動を続けることです。
ところが、自分に合っていないツライ運動を始めると、なかなか続けられません。
そのため、ダイエットに挫折してしまうのです。
まずは、ダイエットを考えるのではなく、運動の習慣化を目標にするとよいでしょう。
まずは自分に合った運動は何か考えましょう
運動を習慣化するために大切なことは、自分に合った運動を見つけることです。
ここでポイントなのは、精神的にも合っているものを優先して選ぶこと。
例えば、やっていて楽しい運動であれば、ダイエットには少し非効率でも続けるべきです。
運動の習慣が作れれば、ダイエットがしやすくなるからです。
一方、キツイ・面倒と感じながらやっている運動は、長続きしません。
つまり、ダイエットを挫折してしまいやすくなるのです。
次の章で私がおすすめする運動を紹介しますが、ツライと感じるのであれば、他を探すのも手です。
まずは、どの運動が自分に合っているかを考え、探してみるのがいいでしょう。
そうすれば、ダイエットを成功させやすくなりますよ。
肥満の人におすすめの身体に負担をかけない運動って何？
肥満の人におすすめしたい運動とは、身体に負担をかけないもののことです。
特に、足や膝などに負荷がかからない運動が、ベストです。
そこで、ここでは、下半身にダメージがあまりない運動を5つ紹介していきます。
「自分に合っていそう」そう感じたものに挑戦してみてください。
今まで以上にスムーズにダイエットが進むかもしれませんよ。
ウォーキング
肥満の人に最もポピュラーなのが、ウォーキングです。
ウォーキングは歩く運動ですので、下半身への負担がほとんどありません。
また、入口のハードルも低いので、運動初心者にうってつけです。
しかし、人によってはウォーキングもツライと感じるかもしれません。
そんな人には、ノルディックウォーキングがおすすめ。
ノルディックウォーキングとは、2本のポールを持って、それで歩行を補助しながら行うエクササイズです。
ウォーキングよりも下半身への負担が小さいので、特におすすめです。
ポールは通販などで、安いものなら2,000円もあれば2本セットで購入できます。
興味がある人は、購入して試してみてください。
スイミング
近くにプールがある人は、スイミングがおすすめです。
スイミングは、何といっても浮力があるので、下半身への負担がほとんどありません。
どんなに大きな身体の人でも、水中なら容易に歩くことができるのです。
また、通常のウォーキングよりも消費カロリーも多いのも特徴。
例えば、50kgの人が60分ウォーキングをすると、約160kcal消費します。
一方、水中で歩行すると、同条件で240kcalも消費できるのです。
身体への負担が小さい上に、消費カロリーも増やせるので、おすすめです。
さらに、立ち泳ぎや平泳ぎ、クロールなどを覚えていけば、さらに消費カロリーを増やせます。
泳げるようになれば楽しみにもなるので、プールが近くにある人は、ぜひ試してみてください。
サイクリング
肥満の人には、サイクリングもおすすめ。
自転車はペダルを漕ぎますが、それによって下半身を痛めるようなことはありません。
また、自転車は多くのご家庭にもあるものですので、始めやすいのも魅力的です。
ちなみに、自転車でダイエットする人は、コースを決めないのがいいでしょう。
普段行かないような場所を自転車で行くことで、ちょっとした旅気分を味わえます。
ダイエットは運動を楽しんで継続することが大切。
サイクリングを楽しむために、運動に旅の要素を組み込んでみてはいかがでしょうか。
トランポリン
「自宅で運動をしたい」こんな人におすすめなのが、トランポリンです。
「トランポリンって、跳ねるだけでは…」と思う人も多いでしょう。
確かに、跳ねるだけですが、身十分にダイエットできます。
実は、トランポリンで5分飛ぶだけで、ジョギング1km分のカロリーを消費できるのです。
下半身を痛めることなく、かなり高い効果が得られるのではないでしょうか。
また、自宅での運動なので、天候に左右されないところも魅力の1つ。
楽しみながらできるので、運動に飽きっぽい人は挑戦してみてください。
筋トレ
最後におすすめする運動は、筋トレです。
「筋トレで痩せられるの？」と疑問を持つかもしれません。
しかし、筋トレにもダイエットに有効な理由があるのです。
筋トレをすると、筋肉がつきます。
実は、筋肉は熱を生み出してエネルギーを消費してくれる組織なのです。
つまり、筋肉量が増えると、勝手に消費エネルギーがアップして痩せやすくなるのです。
ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動の合間に、筋トレで筋肉量を増やすことをおすすめします。
短期的な効果は少ないですが、長期的にはすごく有効な運動です。
もちろん、無茶をしなければ下半身に負担をかけることもありません。
筋肉をつけて、痩せやすい身体を作ってください。
肥満の人が効果的にダイエットするための注意点
肥満の人が効果的にダイエットするには注意点もあります。
ここで紹介する注意点を意識することで、より痩せやすくなります。
紹介した運動にすぐに飛びつくのではなく、注意点も把握してください。
運動は20分以上する
運動を始めたら、1回あたり20分は続けるようにしましょう。
20分以上運動をしないと、脂肪が十分に燃焼されないのです。
運動をすることは肥満解消に有効です。
身体を動かし始めてすぐは、糖質が主なエネルギー源として消費されます。
もし、この間に運動を止めてしまっては、脂肪は思い通りに燃焼されません。
運動をするときは、少なくても20分はまとまった時間を作るようにしましょう。
そうすれば、効果的にダイエットができますよ。
決して無理をしない
運動を習慣化するためには、決して無理をしてはいけません。
休みたいと感じたときは、運動を止めるようにしましょう。
ダイエットの運動は継続が大切です。
もし、無理して運動をして身体を壊してしまうと、せっかく作った習慣が途切れてしまいます。
一度途切れた習慣をもう一度作るのは、かなりの負担がかかります。
また、運動がツライと感じてしまうと、モチベーションの維持にも悪影響です。
今日はちょっとツライな、と感じたときは、運動の休日としましょう。
食事はほどほどにする
ダイエットするなら当然ですが、食事はほどほどにしてください。
運動で生活が充実し始めると、食欲も湧いてきます。
しかし、痩せるためには、消費カロリーよりも摂取カロリーを減らさなければなりません。
いくら運動で消費カロリーを増やしても、たくさん食べてしまっては意味がなくなります。
よく噛んでゆっくりと食事をすれば、過食を予防しやすくなります。
食事の量を減らすために、実践することをおすすめします。
まとめ
肥満の人は自分に合った運動をすることが、ダイエットの近道です。
決して思いつきで運動をしないでください。
身体を壊す原因になります。
普段運動をしない人は、下半身に負担のない運動を選んでみてください。
そうすれば、身体を痛めることなく、運動が習慣化してダイエットを成功させやすくなりますよ。
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