「糖質制限をやっているけど全然痩せない！」
「逆に体調が悪くなってしまった。」
糖質制限ダイエットで痩せたい！けれど上手くいかず悩んでいる方も多いのでは？
本記事ではそんなお悩みを持つ方のために記事を書いています。
エステティシャンとしてこれまで約6000名のお客様のダイエット指導をしてきた方からダイエットの真髄を学んできましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
糖質制限ダイエットに最も必要なのは「正しい知識」です。
ダイエットで痩せるメリットだけではなく、デメリットもきちんと理解し対処していくことが成功の鍵となります。
この記事を読めば糖質制限の基礎知識、デメリット、失敗しないためのポイントがわかります。
せっかく取り組むダイエットですから、実りあるものにしていきましょう。
糖質ダイエットの基礎知識」
糖質＝甘いものではない
糖質制限ダイエットと聞くと、糖（甘いもの）をなるべく食べないようにする事だと思っている方がいます。
確かに糖と聞くと甘味の連想をしてしまいがちですが、ここでいう糖質はごはんやパン、イモ類などの「炭水化物」を指します。
この基礎中の基礎を踏まえ実践していきましょう。
炭水化物を減らすとなぜ痩せるのか？
ではなぜ糖を減らすと体重が減るのか。
糖は体内に入るとブドウ糖に代わり血液の中に入ってきます。
この時の血液中のブドウ糖の量を表すのが血糖値です。
糖は体に吸収されるスピードが速いため、血糖値が一気に上昇し、血糖値を下げるために膵臓からインスリンがでます。
インスリンがでることによって血液中のブドウ糖は、エネルギー源として筋肉や肝臓などに貯蔵されます。
しかし筋肉や肝臓の貯蔵量は少なく、ほとんどが体脂肪として貯蔵されてしまいます。
結果体脂肪が増え、どんどん太ってしまうのです。
ということは、摂取する糖の量を減らせば血糖値も上がらない、インスリンの分泌量が減ることによって体脂肪にならないのではないか。
ということから「糖質制限ダイエット」が注目されているのです。
以上の事から、糖質を減らすとなぜ痩せるのか？身体のメカニズムがわかったかと思います。
メカニズムがわかると、ダイエットがもっと有意義なものになってくるはずです。
失敗しない糖質制限ダイエットのポイント
せっかくダイエットするなら結果を出して、理想の身体になりたいですよね。ここでは失敗しない為のポイントをお伝えします。
よくある糖質制限ダイエットの失敗例で「最初に頑張りすぎて辛くなってしまった。」「体調が悪くなってしまった。」という事があります。
食生活をいきなり変えてしまったことによって起きやすい失敗事例です。
これを避けるためには、糖質制限した食事にゆっくり身体を慣らす事がポイントです。
いきなり炭水化物を極端に減らしてしまうと、それがストレスになってしまったり体調を崩してしまうことも考えられるので、最初は1～2週間を目安にゆっくり食事を糖質制限メニューに切り替えるようにしましょう。
ゆっくり食事を切り替えると身体に負担も少なく、失敗なく続けられるようになります。
糖質制限のデメリットと改善方法
便秘になるリスク
糖質制限ダイエットのデメリットの一つ目、便秘になるリスクがあります。
炭水化物とは糖と食物繊維の総称です。
ダイエット中は炭水化物を減らすことによって食物繊維の摂取量も減ってしまいます。
食物繊維が不足すると便秘になりやすくなる方もいます。
そういう時は
1.水分をこまめに摂取しましょう。
理想は常温水を1日に1～1.5リットルとりましょう。
2．食物繊維の多い野菜・海藻類を積極的に摂取しましょう。
3．良質な脂（オメガ３）を摂取しましょう。生の青魚や、くるみなどのナッツに含まれているオメガ３は便秘の改善だけではなく、良質な細胞を作るうえでの必須脂肪酸ですので積極的に摂取したいところ。
その他には湯船で身体を温め、お腹のマッサージをするのもオススメです。血行促進され、腸の動きも良くなるため便が出やすくなっります。
食物繊維が減ることによって便秘のリスクはありますが、対応策も多くありますので是非実践してみてください。
食事に手間がかかる
デメリットの二つ目、糖質制限ダイエットをすると食事に手間がかかります。
手軽にお腹をみたせるのはやっぱり炭水化物なんですよね。
しかし糖質制限ダイエットではそれができなくなります。
特に朝は時間がないからと言って、手軽におにぎりだけ、トーストだけなんてことあると思います。
朝から糖質制限メニューを作るのは実際結構手間がかかりますし、大変です。
ですが手間をかけてダイエットに取り組むことが、ダイエットを成功させる鍵です。
糖質制限ダイエットは手間がかかるという覚悟を持って、少しづつ慣れていきましょう。
最近では糖質制限対応商品なども売られていますので、そういったものを上手く取り入れるのもオススメです。
外食時にお得メニューが選べず高くつく
デメリットの三つ目、外食時ランチなどのメニューが選べず、金額も高くなってしまう。
外食へ行くと炭水化物メニューが多いことがわかります。
とくにランチなんかのお得メニューは、ほとんどがごはん、パスタなどの炭水化物が中心のセットメニューです。
ランチメニューが頼めない分、単品のメニューから糖質制限食材を選ばなければいけなくなります。
よくある「セットでドリンクが付く」などのお得さもなく、単品でお肉やサラダをオーダーするので結果高くついてしまうのです。
外食は糖質制限ダイエッターとしてはメニューが選べず肩身が狭い場面もあるかと思います。
しかし最近は糖質制限メニューのあるレストランも増えてきています。
事前にチェックし上手く取り入れられるとダイエット中の外食も楽しめるかと思います。
まとめ
いかがでしたか？
糖質制限ダイエットの成功の鍵は、正しい知識を得て正しい方法で実践し、無理なく続けることです。
短期で行うダイエットは短期でリバウンドしやすいので、長期的に実践し理想の身体を手にいれましょう。
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